歯ぐきの腫れや痛みを繰り返す人必見!根本的な原因と対策 - 広尾麻布歯科
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Column

2025.03.28

歯ぐきの腫れや痛みを繰り返す人必見!根本的な原因と対策


目次

1. 歯ぐきの腫れや痛みが起こる原因とは?


・歯周病?歯ぐきの炎症の正体

歯ぐきの腫れや痛みの主な原因のひとつが歯周病です。歯周病は、歯と歯ぐきの間に細菌が蓄積し、炎症を引き起こすことで進行します。

初期症状は見逃しやすい
歯周病の初期段階では、歯ぐきが少し赤くなる程度で痛みを伴わないことが多いため、自覚しにくいのが特徴です。しかし、放置すると歯ぐきが腫れたり、出血したりするようになり、次第に歯を支える骨が溶けていきます。

進行すると歯がグラつく
歯周病が進行すると、歯を支える骨が破壊され、最終的には歯がグラグラと動くようになり、抜け落ちてしまう可能性があります。初期の段階で適切なケアをすることが重要です。

口臭の原因にも
歯周病が悪化すると、歯ぐきの奥で細菌が増殖し、強い口臭の原因になることもあります。
「歯ぐきが腫れてきた」「歯を磨くと血が出る」と感じたら、早めに歯科医院を受診しましょう。



・虫歯や親知らずが原因のことも

歯ぐきの腫れや痛みは、虫歯や親知らずが原因で起こることもあります。
これらのトラブルは、放置するとさらに炎症が広がり、抜歯が必要になる場合もあります。

深い虫歯が歯ぐきに影響を与える
虫歯が進行すると、歯の根の先に膿がたまり、歯ぐきが腫れる原因になります。
これは「根尖性歯周炎」と呼ばれる状態で、痛みが強くなることが多いです。

親知らずが正しく生えていないと炎症を起こしやすい
親知らずが斜めに生えていたり、歯ぐきに埋まったままだと、周囲に汚れが溜まりやすく、炎症を起こしやすいです。この状態を「智歯周囲炎」といい、放置すると痛みが強くなり、顔が腫れることもあります。

虫歯や親知らずの腫れを放置するとさらに悪化する
虫歯や親知らずによる腫れは、放置すると歯ぐき全体に炎症が広がる可能性があるため、早めに歯科医院で診てもらうことが重要です。



・生活習慣が影響?ストレスと歯ぐきの関係

歯ぐきの健康は、日々の生活習慣やストレスとも深く関係しています。
睡眠不足や偏った食事、強いストレスが続くと、免疫力が低下し、歯ぐきの腫れを引き起こしやすくなります。

ストレスが原因で歯ぐきの腫れが悪化
強いストレスがかかると、体の免疫力が低下し、歯ぐきの炎症が治りにくくなります。
また、ストレスによって無意識のうちに歯を食いしばることで、歯ぐきに負担がかかり、炎症が悪化することもあります。

偏った食生活が歯ぐきにダメージを与える
ビタミンCやカルシウムが不足すると、歯ぐきの血行が悪くなり、炎症を起こしやすくなります。
特に、ジャンクフードや糖分の多い食事が続くと、細菌が繁殖しやすくなり、虫歯や歯周病のリスクも高まります。

タバコやアルコールも影響を及ぼす
喫煙は歯ぐきの血流を悪化させ、歯周病のリスクを高めることが知られています。
また、アルコールの過剰摂取も、口腔内の乾燥を招き、細菌の繁殖を助長する可能性があります。



2. 歯ぐきの腫れを放置するとどうなる?


・歯を失うリスクが高まる危険信号

歯ぐきの腫れや痛みを軽視して放置すると、気づかないうちに症状が悪化し、最悪の場合は歯を失う原因になります。
特に、歯周病が進行すると、歯を支えている骨(歯槽骨)が溶け、歯がぐらついて抜けてしまうこともあるため、注意が必要です。

初期症状は軽くても、放置すると取り返しがつかない
最初は軽い腫れや違和感だけでも、時間が経つにつれて炎症が広がり、歯ぐきが腫れたり、出血したりするようになります。
さらに進行すると、歯ぐきの腫れが引かなくなり、歯がグラつくほどの状態に悪化することもあります。

歯周病が進行すると歯ぐきの組織が破壊される
歯周病が進むと、歯ぐきを支える組織や骨が破壊されるため、歯が自然に抜け落ちる可能性があります。
また、炎症が慢性化すると、歯ぐきが下がり、歯が長く見えるようになるなど、見た目にも影響が出ることがあります。

放置した結果、抜歯が必要になることも
歯ぐきの腫れが慢性化し、歯を支える骨が溶けると、治療をしても回復が難しくなり、最終的に抜歯が必要になるケースもあります。
そのため、腫れや痛みを感じたら、早めに歯科医院で診てもらうことが大切です。


・全身の健康にも影響する?炎症の広がり

歯ぐきの腫れや炎症を放置すると、口腔内だけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
これは、歯周病の原因菌が血流に乗って全身を巡り、さまざまな疾患を引き起こすことがあるためです。

歯周病が心臓病や糖尿病のリスクを高める
近年の研究では、歯周病が心臓病や糖尿病と関連していることが明らかになっています。
これは、歯周病菌が血液に入り込み、血管に炎症を引き起こすことで、動脈硬化や高血圧のリスクを高める可能性があるためです。

妊娠中の歯ぐきの炎症は早産のリスクを上げる
妊娠中に歯周病が進行すると、体内の炎症物質が増加し、子宮収縮を引き起こすことがあるため、早産や低体重児のリスクが高まるとされています。
そのため、妊娠中は特に口腔ケアを徹底することが重要です。

免疫力が低下すると、歯ぐきの炎症が悪化しやすい
ストレスや睡眠不足、栄養不足などが原因で免疫力が低下すると、歯ぐきの炎症がさらに悪化しやすくなります。
免疫力が落ちていると、歯ぐきの腫れがなかなか治らず、慢性的な痛みを引き起こすこともあります。


・繰り返す腫れや痛みは要注意!

歯ぐきの腫れや痛みを繰り返す場合、何らかの根本的な原因がある可能性が高いため、単なる一時的な炎症と考えず、適切な治療を受けることが大切です。

歯周病が慢性化している可能性
歯ぐきの腫れや痛みが繰り返される場合、すでに歯周病が進行している可能性があります。
一時的に腫れが引いても、原因となる細菌が残っていると、再び炎症を引き起こすことがあるため、根本的な治療が必要です。

噛み合わせの問題が影響していることも
歯ぐきの腫れが特定の場所で繰り返し起こる場合、噛み合わせが悪く、特定の歯に過度な負担がかかっている可能性があります。
この状態が続くと、歯ぐきだけでなく、顎の関節や周囲の筋肉にも負担がかかり、頭痛や肩こりを引き起こすこともあります。

親知らずが影響しているケース
親知らずが正しく生えていない場合、周囲の歯ぐきに炎症を起こし、繰り返し腫れることがあります。
これは、「智歯周囲炎」と呼ばれる状態で、膿がたまると痛みが強くなり、顔が腫れることもあるため、抜歯を検討する必要がある場合もあります。



3. 自分でできる!歯ぐきの腫れセルフチェック


・部分的?広範囲?腫れ方を見極める

歯ぐきの腫れといっても、腫れ方によって原因や治療法が異なります。
まずは、腫れの範囲や状態をしっかり観察し、自分の症状を把握することが大切です。

部分的な腫れ:特定の歯の周囲に起こるケース
部分的な腫れは、虫歯や歯周病、親知らずの影響によって引き起こされることが多いです。
例えば、歯の根に膿がたまる「根尖性歯周炎」や、親知らず周辺の炎症「智歯周囲炎」などが考えられます。
また、噛み合わせの問題や歯の詰め物が合っていない場合も、特定の部分の歯ぐきに負担がかかり、炎症を起こすことがあります。

広範囲の腫れ:歯ぐき全体に症状が広がるケース
広範囲にわたる腫れは、歯周病の進行や全身的な要因が影響している可能性があります。
例えば、歯周病が悪化すると、歯ぐき全体が赤く腫れ、出血しやすくなることがあります。
また、糖尿病や免疫力の低下が原因で、歯ぐきの炎症が広がるケースもあります。
そのため、腫れが広範囲に及んでいる場合は、単なる炎症ではなく、全身の健康状態も考慮する必要があります。

腫れが引いたり悪化したりを繰り返す場合
歯ぐきの腫れが治まったと思ったら、再び腫れることを繰り返す場合、慢性的な歯周病が進行している可能性があります。
また、体調の変化やストレスが影響して、炎症が悪化しやすくなることもあります。


・押すと痛い・膿が出るのは危険

腫れた歯ぐきを軽く押してみると、痛みがある場合や膿が出る場合は、細菌感染が進行しているサインです。
このような状態では、放置すると症状が悪化し、抜歯が必要になることもあります。

押すとズキズキ痛む場合の原因
歯ぐきを押してズキズキと痛む場合、歯の根に炎症が広がっている可能性が高いです。
これは、根尖性歯周炎や歯周病の進行によって、歯ぐきの内部に膿がたまっているために起こります。

膿が出る場合は細菌感染が進行しているサイン
歯ぐきを押したときに白や黄色の膿が出る場合、細菌感染が進行している可能性が非常に高いです。
膿が出ることで一時的に腫れが引くこともありますが、原因となる細菌が残っている限り、再び炎症が起こります。

放置すると、周囲の組織に炎症が広がる
膿がたまった状態を放置すると、炎症が周囲の組織や顎の骨にまで広がることがあります。
最悪の場合、骨が溶けたり、膿が皮膚の表面まで広がる「顎骨骨髄炎」などの深刻な症状につながることもあります。


・痛みがなくても安心は禁物!違和感をチェック

歯ぐきの腫れや痛みがない場合でも、違和感を感じたら要注意です。
初期の段階では痛みを感じないことも多く、気づいたときには症状が進行していることがあります。

歯ぐきの色が変わっていないか確認
健康な歯ぐきはピンク色ですが、炎症がある場合は赤く腫れていたり、紫がかった色になることがあります。
また、歯ぐきが白っぽく見える場合は、血流が悪くなり、組織が壊死している可能性があるため、早めに歯科医院で診察を受けることが大切です。

歯が浮いたような違和感がある場合
虫歯や歯周病が進行すると、歯が浮いたように感じることがあります。
これは、歯ぐきや歯を支える骨に炎症が広がり、歯の根元が不安定になっているために起こります。

噛んだときに痛みを感じる場合
噛むと歯ぐきに違和感や痛みを感じる場合、噛み合わせの問題や、歯の根の部分に炎症が広がっている可能性があります。
特に、食事の際に強く痛みを感じる場合は、歯の神経に炎症が起こっていることも考えられるため、早めの診察が必要です。



4. 歯周病による歯ぐきの腫れとは?


・赤みや出血は初期サイン!

歯ぐきの腫れの原因として最も多いのが歯周病です。歯周病は、歯ぐきの細菌感染によって引き起こされる慢性的な炎症で、初期段階では自覚症状が少ないため、気づいたときにはすでに進行していることが多いのが特徴です。

歯ぐきの赤みや出血は歯周病の初期サイン
健康な歯ぐきはピンク色で引き締まっていますが、歯周病が進行すると、歯ぐきが赤く腫れたり、歯を磨いたときに出血しやすくなることがあります。これは、歯と歯ぐきの間に細菌が蓄積し、炎症を引き起こしているためです。

初期段階では痛みを感じにくい
歯周病の厄介な点は、初期の段階では痛みがほとんどないことです。多少の腫れや出血があっても、「大したことはない」と放置してしまう人も少なくありません。しかし、この段階で適切なケアをしないと、炎症が進行して歯を支える骨が破壊される可能性があります。

歯ぐきの腫れが繰り返す場合は要注意
一時的に歯ぐきの腫れが治まったとしても、歯周病菌が残っていると、炎症を繰り返してしまいます。
何度も腫れや出血を繰り返している場合は、すでに歯周病が進行している可能性が高いため、早めに歯科医院でチェックを受けることが重要です。


・進行すると歯がグラグラに?

歯周病が進行すると、歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けてしまい、最終的には歯が抜け落ちることもあります。
進行度によって症状が変化するため、どの段階で対処するかが重要になります。

中等度歯周病(軽度の骨吸収)
歯周病が進行すると、歯を支える骨が少しずつ溶け始め、歯ぐきが下がって歯が長く見えるようになります。
また、歯と歯の間にすき間ができやすくなり、食べ物が詰まりやすくなることも特徴です。

重度歯周病(歯がグラつき始める)
さらに進行すると、歯槽骨の吸収が進み、歯がグラグラと動くようになります。
ここまで進行すると、食事の際に噛む力が弱くなり、違和感や痛みを感じることもあります。

最終的に歯を失うことも…
歯周病が重度になると、歯ぐきの炎症が強くなり、最終的には歯を支えきれなくなって自然に抜け落ちることもあります。
こうなると、インプラントや入れ歯などの補綴治療が必要になるため、早めの対策が不可欠です。


・毎日のケアで歯周病を予防!

歯周病の進行を防ぐためには、日々のセルフケアが最も重要です。正しい歯磨き方法や適切なケアを取り入れることで、歯周病のリスクを大幅に軽減できます。

歯ブラシだけでは不十分!デンタルフロスや歯間ブラシを活用
歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れを完全に取り除くことは難しいため、デンタルフロスや歯間ブラシを併用することが重要です。
これにより、歯周病の原因となるプラーク(歯垢)を効果的に除去できます。

歯磨きの際は、歯ぐきを優しくマッサージ
歯周病予防のためには、歯ぐきを傷つけずに優しくブラッシングすることが大切です。
硬い歯ブラシを強く当てると、歯ぐきが傷つき、炎症を悪化させる原因になるため、柔らかめの歯ブラシを使って優しく磨くことが推奨されます。

生活習慣の見直しも大切
歯周病は生活習慣とも深く関係しているため、食生活の改善やストレス管理を意識することも予防につながります。
例えば、ビタミンCを多く含む食品(レモン、ブロッコリーなど)を摂取することで、歯ぐきを健康に保つことができます。
また、ストレスが多いと免疫力が低下し、歯周病が悪化しやすくなるため、リラックスする時間を作ることも重要です。



5. 親知らずが腫れの原因になることも


・生え方次第で炎症リスクが増加

親知らず(第三大臼歯)は、最も遅く生えてくる永久歯であり、通常18~25歳頃に生え始めます。しかし、正常に生えず、歯ぐきの中に埋まったままになったり、斜めに生えてくることが多く、その結果として炎症を引き起こす原因になることがあります。

埋伏歯(歯ぐきに埋まった親知らず)が炎症を起こしやすい
親知らずが歯ぐきの下に埋まったままの場合、周囲の組織を圧迫して痛みや腫れを引き起こすことがあります。
また、親知らずの周りに細菌が溜まりやすくなり、炎症が慢性化し、腫れを繰り返すケースもあります。

半埋伏歯(半分だけ生えている親知らず)は細菌の温床に
親知らずが完全に生えきらず、半分だけ歯ぐきに埋まっている場合、食べかすや細菌が溜まりやすく、炎症を起こしやすくなります。
この状態は、「智歯周囲炎(ちししゅういえん)」と呼ばれ、放置すると腫れや痛みが悪化し、顔全体が腫れることもあります。

斜めに生えた親知らずが隣の歯にダメージを与えることも
親知らずが斜めに生えてしまうと、隣の歯(第二大臼歯)を圧迫し、歯並びの乱れや虫歯の原因になることがあります。
また、隣の歯と親知らずの間に汚れが溜まりやすくなるため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。


・膿がたまると激痛に…早めの対策を

親知らずの周りで炎症が悪化すると、膿がたまることがあり、これが強い痛みを引き起こす原因となります。
さらに、炎症が広がると、顔全体が腫れたり、発熱を伴うこともあるため、早めの対応が必要です。

急性炎症のサインとは?
親知らずの周りが腫れているだけでなく、ズキズキとした痛みや違和感を感じる場合、急性炎症が起こっている可能性があります。
特に、噛むと痛い、口が開きにくいといった症状がある場合は、すぐに歯科医院を受診することが重要です。

膿がたまると痛みが増し、口臭の原因にも
親知らずの炎症が進行すると、膿がたまって腫れが悪化し、痛みが強くなります。
さらに、膿が溜まることで口臭の原因にもなり、口腔内の不快感が続くこともあります。

放置すると炎症が顎の骨に広がることも
智歯周囲炎が悪化すると、炎症が周囲の組織や顎の骨にまで広がることがあります。
最悪の場合、顎骨骨髄炎や蜂窩織炎(ほうかしきえん)といった重篤な感染症を引き起こし、入院治療が必要になることもあるため、早めの治療が不可欠です。


・抜歯するべき?親知らずの判断基準

親知らずが問題を引き起こしている場合、抜歯するかどうかの判断は歯科医師の診断によって決まります。
一概に「親知らず=抜歯」というわけではなく、症状の有無や生え方によって異なるため、適切な診断を受けることが重要です。

抜歯が推奨されるケース
以下のようなケースでは、親知らずを抜歯することが推奨されます。
・頻繁に腫れや痛みを繰り返している場合
・隣の歯を圧迫し、歯並びや噛み合わせに影響を与えている場合
・歯ぐきに埋まっており、今後も正常に生えてくる見込みがない場合

抜歯が不要なケース
一方で、親知らずが以下のような条件を満たしている場合、無理に抜歯する必要はありません。
・まっすぐ正常に生えており、噛み合わせに問題がない場合
・炎症や腫れを起こしておらず、日常生活に支障がない場合
・他の歯が抜けており、将来的にブリッジや義歯の支えとして利用できる場合

抜歯後のケアが重要
親知らずを抜歯した場合、抜歯後のケアをしっかり行うことが重要です。
特に、傷口が感染しないように、抜歯後の1〜2日は強いうがいを避け、処方された薬をしっかり服用することが大切です。



6. 歯ぐきが腫れたときの応急処置


・痛みを和らげる簡単ケア

歯ぐきが腫れると、強い痛みや違和感を感じることが多く、日常生活にも影響を及ぼします。しかし、すぐに歯科医院を受診できない場合、自宅でできる応急処置を行うことで、一時的に痛みや腫れを和らげることが可能です。

腫れや痛みがある部分を刺激しない
歯ぐきが腫れていると、つい舌で触ったり、強く歯を磨いたりしてしまうことがあります。しかし、患部を刺激すると炎症が悪化し、痛みが強くなる原因になります。
特に、指で押したり、無理に腫れた部分をマッサージするのはNGです。

適度な冷却で腫れを抑える
歯ぐきの腫れがひどい場合は、氷や冷たいタオルを使って頬の外側から冷やすことで、炎症を抑え、痛みを軽減することができます。
ただし、長時間冷やしすぎると血行が悪くなり、逆に治癒を遅らせることがあるため、1回5~10分程度を目安に冷やすのが理想的です。

刺激の少ない食事を心がける
歯ぐきが腫れているときは、固い食べ物や熱い飲み物が刺激となり、痛みが増すことがあります。
そのため、柔らかい食事を選び、刺激物(辛いものや酸味の強いもの)を避けることが重要です。
また、食事の後は必ずぬるま湯で口をすすぎ、食べかすが腫れた部分に残らないようにしましょう。


・冷やすのはNG?正しい対応法

歯ぐきが腫れたとき、冷やすべきかどうか迷うことがあるかもしれません。
適度な冷却は炎症を抑えるのに効果的ですが、間違った方法で冷やすと逆効果になることもあるため、正しい対応を知っておくことが重要です。

急性炎症の場合は冷やすのが効果的
歯ぐきが急に腫れた場合や、親知らずの周囲が炎症を起こしている場合は、患部を冷やすことで炎症を抑え、痛みを軽減できます。
氷や冷たいタオルを使い、頬の外側から優しく冷やすことで、腫れを抑えることが可能です。

慢性的な炎症の場合は温めた方が良いことも
歯ぐきの腫れが長引いている場合や、慢性的に炎症を繰り返している場合は、血流を促進して治癒を早めるために、患部を温める方が良いこともあります。
例えば、ぬるま湯で口をすすぐ、蒸しタオルを使って頬を温めるなどの方法が効果的です。

冷やしすぎや温めすぎに注意
冷やしすぎると血行が悪くなり、治癒が遅れることがあります。
また、温めすぎると炎症が悪化する可能性もあるため、適度な温度と時間を守ることが大切です。
基本的には、痛みが強いときは冷やし、慢性的な腫れがある場合は温めるという使い分けが理想です。


・市販薬はアリ?自己判断のリスク

歯ぐきの腫れや痛みをすぐに抑えたい場合、市販薬の使用を考える人も多いですが、適切な使い方をしないと、かえって症状を悪化させることがあります。

痛み止め(鎮痛薬)は一時的な対処法として使用可能
市販の鎮痛薬(イブプロフェンやアセトアミノフェン)は、痛みを和らげるのに有効ですが、根本的な治療にはなりません。
そのため、一時的に痛みを抑えた後は、早めに歯科医院を受診することが重要です。

抗生物質の自己判断使用は危険
歯ぐきの腫れが細菌感染によるものである場合、抗生物質が処方されることがありますが、市販の抗生物質を自己判断で使用するのは危険です。
適切な種類や量を守らなければ、耐性菌ができたり、効果が出にくくなる可能性があるため、必ず歯科医師の指示に従いましょう。

市販の口腔用薬やうがい薬の活用
歯ぐきの腫れや痛みに対して、抗菌作用のあるうがい薬や、炎症を抑える歯ぐき専用の薬を活用するのも一つの方法です。
ただし、市販薬はあくまで応急処置のため、腫れが引かない場合はすぐに歯科医院を受診することが大切です。



7. 歯科医院でできる治療法


・歯石除去で歯ぐきを健康に

歯ぐきの腫れや痛みの原因の多くは歯周病や細菌の繁殖によるものです。これらの原因を取り除くために、歯科医院では歯石除去(スケーリング)を行い、歯ぐきを健康な状態に戻します。

歯石とは?放置するとどうなる?
歯石とは、歯垢(プラーク)が硬くなったもので、歯の表面や歯と歯ぐきの間にこびりついてしまいます。
歯石があると細菌が繁殖しやすくなり、炎症を引き起こして歯周病が進行する原因になります。
さらに、歯ブラシでは落とせないため、定期的な歯科医院でのクリーニングが必要です。

スケーリングで歯石を徹底除去
スケーリングとは、専用の器具を使って歯石を取り除く処置です。
これにより、歯ぐきの炎症を抑え、腫れや出血を改善することができます。
特に、歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の隙間)が深くなっている場合は、歯周病の進行を食い止めるためにスケーリングが欠かせません。

歯石除去後のケアが大切
スケーリング後は、歯ぐきの炎症が治まり、腫れや痛みが改善されることが多いですが、日常のケアを怠ると再び歯石がついてしまいます。
そのため、正しい歯磨き方法を実践し、デンタルフロスや歯間ブラシを併用することが大切です。


・薬や外科処置が必要なケース

歯ぐきの腫れがひどい場合や、細菌感染が進行している場合には、薬の処方や外科処置が必要になることもあります。
これらの治療は、歯ぐきの健康を取り戻し、炎症を根本的に改善するために行われます。

抗生物質や消炎剤の処方
細菌感染が進んでいる場合、抗生物質や消炎剤が処方されることがあります。
これは、炎症を抑え、歯ぐきの腫れを和らげるための治療です。
ただし、自己判断で市販の抗生物質を使用するのは危険であり、必ず歯科医師の指示に従うことが重要です。

ルートプレーニング(歯周ポケットの深い汚れを除去)
歯周病が進行し、歯周ポケットが深くなっている場合は、ルートプレーニング(SRP)という処置が行われます。
これは、歯ぐきの奥深くにある歯石や細菌を徹底的に除去する治療で、歯周病の進行を食い止める効果があります。

歯ぐきの手術(歯周外科処置)が必要な場合
歯周病が重度に進行している場合、歯ぐきの手術(フラップ手術)を行うこともあります。
これは、歯ぐきを切開して、内部の感染部分を取り除き、健康な組織を再生させる治療です。
手術後は、適切なケアを続けることで、歯ぐきの健康を取り戻すことができます。


・放置はNG!早めの受診が大切

歯ぐきの腫れや痛みを感じたとき、「しばらく様子を見よう」と放置するのは危険です。
早めに歯科医院を受診することで、適切な治療を受け、症状を悪化させずに済みます。

放置すると治療が難しくなる
歯ぐきの腫れを放置すると、炎症が歯を支える骨にまで広がり、治療が複雑になってしまうことがあります。
例えば、歯周病が進行すると、骨が溶けてしまい、インプラントや入れ歯が必要になるケースもあるため、早めの治療が重要です。

痛みがなくなっても安心はできない
歯ぐきの腫れや痛みは、一時的に治まることがありますが、根本的な原因が解決されていなければ、再発する可能性が高いです。
特に、歯周病は「沈黙の病気」とも呼ばれ、気づかないうちに進行してしまうため、定期的な検診が必要です。

セルフケアでは限界がある
歯ぐきの腫れを改善するために、正しい歯磨きやうがい薬の使用などのセルフケアが重要ですが、一度発症した歯周病や炎症は、セルフケアだけでは完全に治すことはできません。
歯科医院での適切な治療とセルフケアを併用することが、歯ぐきの健康を維持するための鍵となります。



8. 歯ぐきの腫れを繰り返さないために


・正しい歯磨きが予防のカギ

歯ぐきの腫れを繰り返さないためには、毎日の歯磨きを適切に行い、口腔内の細菌を減らすことが最も重要です。
しかし、間違った歯磨き方法では、かえって歯ぐきを傷つけたり、汚れがしっかり落ちずに炎症を悪化させることがあります。

適切な歯ブラシを選ぶ
歯ぐきが弱っている場合、硬すぎる歯ブラシを使用すると、歯ぐきを傷つけ、炎症を悪化させる可能性があります。
そのため、「やわらかめ」または「ふつう」の歯ブラシを選び、優しく磨くことが大切です。

歯ぐきに負担をかけない正しいブラッシング方法
歯磨きをするときは、歯ブラシの毛先を歯と歯ぐきの境目に45度の角度で当て、軽い力で小刻みに動かす「バス法」が効果的です。
ゴシゴシと力を入れて磨くと、歯ぐきを傷つけ、逆に炎症を悪化させる原因になります。

歯磨き粉の成分にも注目
歯ぐきの健康を守るためには、フッ素や殺菌成分が含まれた歯磨き粉を使用するのがおすすめです。
特に、抗炎症作用のある「グリチルリチン酸」や「IPMP(イソプロピルメチルフェノール)」などが配合された歯磨き粉は、歯ぐきの炎症を抑えるのに効果的です。


・デンタルフロス・歯間ブラシの重要性

歯ぐきの腫れを防ぐためには、歯ブラシだけでは不十分であり、デンタルフロスや歯間ブラシを併用することが不可欠です。
歯と歯の間に残った汚れが原因で炎症が起こることが多いため、歯間ケアを習慣化することが歯ぐきの健康を維持する鍵となります。

デンタルフロスで歯と歯の間の汚れを徹底除去
デンタルフロスは、歯ブラシでは届かない歯と歯の間の汚れを取り除くために欠かせないアイテムです。
フロスを使うことで、歯周病や虫歯の原因となるプラーク(歯垢)を効果的に除去することができます。

歯間ブラシで歯ぐきのマッサージ効果も
歯間ブラシは、歯と歯の間のすき間が広い場合に適しており、歯ぐきを優しく刺激することで、血流を良くし、歯ぐきを健康に保つ効果もあります。
サイズが合わないものを無理に使うと、歯ぐきを傷つけてしまうため、自分の歯間に合ったサイズを選ぶことが大切です。

歯間ケアを習慣化することで炎症を防ぐ
デンタルフロスや歯間ブラシを使う習慣がない人は、最初のうちは面倒に感じることがあるかもしれません。
しかし、毎日の習慣として取り入れることで、歯ぐきの炎症を防ぎ、口腔内の健康を維持することができます。


・生活習慣を整えて歯ぐきを守る

歯ぐきの腫れを繰り返さないためには、日々の生活習慣を見直し、歯ぐきの健康を維持するための対策を取ることが重要です。
特に、食生活やストレス管理を意識することで、歯ぐきの炎症を抑え、健康な状態を保つことができます。

バランスの良い食事を心がける
歯ぐきの健康には、ビタミンCやカルシウム、タンパク質などの栄養素が欠かせません。
例えば、ビタミンCは歯ぐきを強くし、炎症を抑える効果があるため、柑橘類や野菜を積極的に摂取するのが理想的です。

ストレス管理で免疫力を維持
ストレスが溜まると、体の免疫力が低下し、歯ぐきの炎症が悪化することがあります。
そのため、適度な運動やリラックスする時間を確保することで、ストレスを軽減し、歯ぐきの健康を守ることができます。

睡眠不足や喫煙も歯ぐきに悪影響を及ぼす
睡眠不足は免疫機能を低下させ、歯ぐきの炎症を悪化させる原因になります。
また、喫煙は血流を悪くし、歯周病の進行を早めることが知られているため、禁煙を考えることも歯ぐきの健康維持に重要です。



9. 定期検診とプロのケアで健康維持


・歯科でのクリーニングが効果的!

日々のセルフケアをしっかり行っていても、どうしても歯磨きだけでは落としきれない汚れが蓄積してしまいます。
そのため、定期的に歯科医院でプロのクリーニングを受けることで、歯ぐきの健康を維持しやすくなります。

歯垢・歯石の除去で炎症を予防
歯垢(プラーク)は、細菌の塊であり、放置すると歯石へと変化し、歯ぐきの炎症を引き起こす原因になります。
歯石は歯ブラシでは除去できないため、専門的なクリーニング(スケーリング)を受けることが必要です。

歯ぐきのマッサージ効果も期待できる
歯科医院でのクリーニングは、歯ぐきの血流を促進し、炎症を抑える効果もあります。
これにより、歯ぐきの腫れや出血を防ぎ、健康な状態を維持しやすくなるのです。

口臭予防にもつながる
歯石が溜まると、細菌が繁殖し、口臭の原因になります。
クリーニングを受けることで、歯周病や虫歯のリスクを下げるだけでなく、口臭予防にもつながります。


・PMTC(プロのクリーニング)のメリット

歯科医院で受けることができるPMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)は、セルフケアでは落としきれない汚れを徹底的に除去するプロのクリーニングです。

バイオフィルム(細菌の膜)を除去できる
歯の表面には、「バイオフィルム」と呼ばれる細菌の膜が付着しており、この膜が歯周病や虫歯の原因になります。
PMTCでは、専用の器具を使ってバイオフィルムを取り除くことができるため、歯ぐきの健康維持に大きく貢献します。

歯ぐきの奥の汚れまでスッキリ
通常の歯磨きでは届かない歯と歯の間や、歯ぐきの奥に溜まった汚れも、PMTCでは徹底的にクリーニングすることができます。
これにより、炎症の原因となる細菌を減らし、歯ぐきの腫れや出血を防ぐことが可能です。

歯の表面がツルツルになり、プラークが付きにくくなる
PMTCの最後には、歯の表面を滑らかにする研磨処理を行います。
これにより、プラーク(歯垢)が付きにくくなり、歯ぐきの炎症を予防する効果が期待できます。


・通院の目安はどれくらい?

歯科医院での定期検診やクリーニングは、どれくらいの頻度で受ければ良いのか?
これは、個々の口腔環境や歯周病のリスクによって異なりますが、一般的な目安を知っておくことが大切です。

3~6ヶ月に1回の受診が理想
健康な歯ぐきを維持するためには、3~6ヶ月に1回のペースで歯科検診を受けるのが推奨されています。
これは、歯垢や歯石が蓄積するペースを考慮し、適切なタイミングでクリーニングを行うためです。

歯周病のリスクが高い人は、より短い間隔での受診が必要
歯周病の進行が見られる場合や、過去に歯周病治療を受けたことがある人は、1~3ヶ月ごとに歯科医院でのチェックを受けることが望ましいです。
特に、歯ぐきの腫れや出血を繰り返す場合は、専門的なケアを受けることで、症状の悪化を防ぐことができます。

セルフケアと定期検診を併用することで、歯ぐきを健康に保つ
歯科医院でのケアだけに頼るのではなく、日常のセルフケアをしっかり行うことが最も重要です。
正しい歯磨きやフロスの使用を続けながら、定期的にプロのクリーニングを受けることで、歯ぐきの健康を長く維持することができます。



10. 今日からできる!歯ぐきの健康習慣


・痛みがなくても予防が重要!

歯ぐきの腫れや痛みがなくなったからといって安心するのは危険です。
歯周病や歯ぐきの炎症は「沈黙の病気」とも呼ばれ、痛みがないまま進行することが多いため、症状が出ていないときこそ予防を徹底することが重要です。

歯ぐきの健康は、日々のケアの積み重ねで決まる
歯ぐきの腫れや痛みがなくなったとしても、それは一時的に炎症が治まっただけであり、根本的な原因が解決しているとは限りません。
毎日のケアを怠ると、再び炎症が起こり、歯周病が進行する可能性があります。

見た目に問題がなくても、定期的にセルフチェックを
鏡を見ながら歯ぐきの色や状態を確認する習慣をつけることで、異常に気づきやすくなります。
健康な歯ぐきはピンク色をしており、弾力がありますが、炎症が進んでいる場合は赤みを帯びたり、腫れていたりすることが多いです。

痛みが出てからでは遅い!早めの予防が肝心
歯ぐきの異変を放置してしまうと、気づいたときには手遅れになってしまうこともあります。
痛みがなくても、正しい予防策を継続することで、歯ぐきの健康を長期間維持できるのです。


・違和感を感じたら早めに相談を

歯ぐきの腫れや違和感を感じたら、痛みがなくても早めに歯科医院で相談することが大切です。
初期段階で適切なケアを行うことで、大きな治療をせずに済む可能性が高まります。

軽度の腫れでも歯科医院で診てもらうべき理由
歯ぐきが少し腫れているだけでも、その裏に歯周病や虫歯、噛み合わせの問題が隠れていることがあります。
放置すると症状が進行し、治療に時間がかかるだけでなく、最悪の場合、抜歯が必要になることもあります。

セルフケアでは改善しない歯ぐきの腫れ
セルフケアで歯ぐきの腫れを抑えることはできますが、根本的な原因を解決しない限り、再発のリスクは残ったままです。
例えば、歯石が原因で歯ぐきが炎症を起こしている場合、歯科医院でのクリーニングが不可欠です。

早期発見・早期治療で歯を守る
歯ぐきの腫れや痛みは、放置すると取り返しのつかない状態になることがあります。
そのため、少しでも違和感を感じたら、早めに歯科医院で診てもらうことが、健康な歯ぐきを守るためのポイントです。


・健康な歯ぐきで快適な生活を!

歯ぐきの健康を維持するためには、毎日のケアをしっかり行い、定期的に歯科医院でチェックを受けることが重要です。
生活習慣を見直し、歯ぐきを健康な状態に保つことが、快適な生活につながります。

毎日のケアを怠らないことが歯ぐきの健康を守る
歯磨き、フロス、歯間ブラシを活用し、歯ぐきに優しいケアを継続することで、炎症や腫れを未然に防ぐことができます。
口腔内の清潔を保つことで、歯ぐきの健康が維持しやすくなります。

定期検診とクリーニングを習慣化する
3~6ヶ月に1回の定期検診を受けることで、自分では気づかない歯ぐきの異常を早期に発見することができます。
特に、PMTC(プロフェッショナルクリーニング)を受けることで、セルフケアでは落とせない汚れを除去し、歯ぐきの健康を維持しやすくなります。

ストレス管理や食生活も意識する
歯ぐきの健康には、栄養バランスの取れた食生活や、ストレス管理も重要な要素です。
ビタミンCやカルシウムをしっかり摂取し、歯ぐきを丈夫に保つことが、炎症を防ぐポイントになります。
また、ストレスが溜まると免疫力が低下し、歯ぐきの腫れが悪化することもあるため、リラックスできる時間を作ることも大切です。



監修:広尾麻布歯科
所在地〒:東京都渋谷区広尾5-13-6 1階
電話番号☎:03-5422-6868

*監修者
広尾麻布歯科
ドクター 安達 英一
*出身大学
日本大学歯学部
*経歴
日本大学歯学部付属歯科病院 勤務
東京都式根島歯科診療所 勤務
長崎県澤本歯科医院 勤務
医療法人社団東杏会丸ビル歯科 勤務
愛育クリニック麻布歯科ユニット 開設
愛育幼稚園 校医
愛育養護学校 校医
・青山一丁目麻布歯科 開設
・区立西麻布保育園 園医
*所属
日本歯科医師会
東京都歯科医師会
東京都港区麻布赤坂歯科医師会
日本歯周病学会
日本小児歯科学会
日本歯科審美学会
日本口腔インプラント学会

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