受け口治療で変わる自分—見た目も心も新しいスタートへ - 広尾麻布歯科
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Column

2025.01.07

受け口治療で変わる自分—見た目も心も新しいスタートへ

目次

1.自分の「受け口」気になっていませんか?

「笑顔を見せるのがちょっと恥ずかしい」「横顔が気になる」「周りの友達と比べて、自分の歯並びが変じゃないかと思うことがある」——そんなふうに感じたことはありませんか?それ、もしかしたら「受け口」が原因かもしれません。

自信を持てない理由、実は歯並びが原因かも?

受け口(反対咬合)は、下の前歯が上の前歯より前に出ている状態を指します。見た目にコンプレックスを感じるだけでなく、生活にもいろいろな影響を与えることがあります。例えば、発音が不明瞭になったり、しっかり噛むことが難しくなる場合も。見た目以上に生活の質や健康に影響を及ぼすことがあるため、「気になるけどまあいいか」と放置するのはもったいないのです。

中高生の成長期は、自己肯定感や人前での自信が大きく育つ時期です。歯並びが気になって笑顔を見せられない、発音が不安で発表が苦手になるなど、些細なことでも心の負担につながることがあります。受け口を治すことで、笑顔に自信が持てるようになり、自然と前向きな気持ちになれるのは大きなメリットです。

受け口が引き起こす生活や健康への影響

受け口は見た目の問題だけではありません。以下のような影響を引き起こす可能性があります。

咀嚼(噛むこと)の効率が悪化する

食べ物をしっかり噛めず、胃腸に負担をかけることがあります。これが続くと消化不良や体調不良の原因になることも。

発音が不明瞭になる

特に「サ行」や「タ行」の発音に影響が出やすく、人と話すことが苦手になる場合があります。

顎関節への負担

受け口が原因で顎関節に余計な負担がかかり、顎関節症を引き起こすことがあります。これにより、顎の痛みや頭痛が発生することも。

口腔内の清掃性が低下する

歯並びが悪いことで歯ブラシが届きにくく、むし歯や歯周病のリスクが高まることがあります。

これらの影響は、放置するほど悪化する可能性があります。そのため、早い段階で治療を検討することが重要です。

若いうちに矯正治療を始めることのメリット

中高生は成長期の真っ只中。この時期に矯正治療を始めることで、多くのメリットがあります。

1.成長を活用できる

中高生の骨は柔軟性があり、矯正による歯や顎の動きがスムーズに行えます。これにより、治療期間が短くなることがあります。

2.早期に悩みを解決できる

若いうちに受け口を治すことで、自信を持てる笑顔や明るい性格を早く取り戻すことができます。

3.健康な未来をつくる

矯正治療により正しい噛み合わせを得られることで、将来的なむし歯や歯周病のリスクを減らし、顎関節の健康も守ることができます。

2.受け口って何?

あなたの歯並びが気になる理由、その根本的な原因に「受け口」が関係しているかもしれません。受け口(反対咬合)は、歯並びや顎の成長に関連する問題で、多くの中高生が抱える悩みのひとつです。ここでは、受け口について詳しく説明し、治療が必要な理由をお伝えします。

受け口(反対咬合)の定義と特徴

受け口とは、通常は上の前歯が下の前歯より前にあるべきなのに、逆転して下の前歯が上の前歯より前に出ている状態を指します。この状態を「反対咬合」と呼ぶこともあります。見た目で「顎が出ている」と感じる場合が多く、横顔のバランスに影響を与えることがあります。

受け口は歯の位置や顎の成長バランスに問題があることで生じます。

原因には、以下のようなものが挙げられます:

遺伝的要因:家族に似た歯並びのパターンが引き継がれることがあります。

環境要因:幼少期の指しゃぶりや舌の癖などの習慣が原因となる場合があります。

骨格の問題:上顎の成長不足や下顎の過剰成長が影響するケースもあります。

このように受け口はさまざまな要因によって生じるため、正確な診断が重要です。

見た目だけじゃない!発音や咀嚼への影響

受け口は見た目に影響を与えるだけでなく、日常生活にもさまざまな支障をもたらす可能性があります。

-発音への影響

受け口があると、特定の音を発する際に舌が歯にぶつかりやすくなり、発音が不明瞭になることがあります。特に「サ行」や「タ行」の音が言いづらいと感じることが多いです。これにより、学校でのスピーチや友達との会話で自信を失うこともあるかもしれません。

-咀嚼への影響

受け口では上下の歯が正しく噛み合わないため、食べ物を効率的に噛み砕くことが難しくなることがあります。この状態を放置すると、胃腸に負担がかかり、消化不良を引き起こす可能性があります。特に成長期の中高生にとって、栄養摂取がスムーズに行えないのは大きな問題です。

健康への影響

受け口が長期間放置されると、顎関節症を引き起こすリスクが高まります。顎関節に負担がかかり、痛みや違和感、頭痛が発生する場合があります。また、歯磨きがしにくいことでむし歯や歯周病のリスクも上がります。

顎の成長期だからこそ治療のタイミングが重要

中高生は顎の成長が進む重要な時期です。この時期に矯正治療を始めることで、顎の自然な成長を利用して歯並びや噛み合わせを効果的に改善することができます。治療を遅らせると、大人になってから治療がより複雑になり、手術を伴う場合もあるため、早期治療が推奨されます。

中高生の治療のメリット

骨格の柔軟性を活用:成長中の骨は柔軟性が高く、歯や顎を正しい位置に動かしやすい。

治療期間の短縮:成長期に治療を行うことで、治療の進行がスムーズになります。

長期的な健康維持:正しい噛み合わせを得ることで、将来的な顎関節症や歯周病のリスクを低減できます。

矯正治療の具体例

・ブラケット矯正:歯に直接装置を装着して歯並びを整えます。

・マウスピース矯正:透明な取り外し可能な装置で治療を進めます。

・骨格的な問題の場合:顎の成長をコントロールする装置を使用する場合もあります。

3.なぜ治す必要があるの?放置するリスク

「受け口くらいなら放っておいても大丈夫」と思っていませんか?実は、受け口は見た目だけでなく、健康や日常生活にもさまざまな影響を及ぼす可能性があります。特に中高生の成長期は、矯正治療を成功させるための重要なタイミング。この時期を逃さないことが、将来の健康や自信につながります。

顔のバランスや見た目への影響

受け口は、顔の見た目に大きな影響を与える特徴的な歯並びです。特に横顔では、下顎が前に突き出して見えることがあり、顔全体のバランスが崩れることがあります。これにより、周りの人からの印象や自己イメージに影響を与え、笑顔に自信を持てなくなるケースも少なくありません。

さらに、受け口の状態を放置すると、顔の骨格にも影響を及ぼす可能性があります。下顎が成長しすぎることで、顔の輪郭が不自然になり、将来的には外科手術が必要になる場合もあります。成長期のうちに矯正治療を始めることで、顔のバランスを整え、自然で健康的な印象を得ることができます。

将来の顎関節症や虫歯、歯周病リスク

受け口を放置すると、見た目だけでなく、口腔内の健康にも影響を及ぼします。

顎関節症のリスク

受け口では、上下の歯が正しく噛み合わず、顎に不自然な力がかかることがあります。これが長期間続くと、顎関節に負担がかかり、痛みや音がするなどの症状が現れる「顎関節症」になるリスクが高まります。顎関節症は、頭痛や肩こり、さらには全身のバランスにも影響を及ぼすことがあるため、早めの対処が必要です。

-虫歯や歯周病のリスク

受け口の歯並びでは、歯と歯の間に汚れが溜まりやすく、歯磨きが十分に行き届かないことがあります。これにより、プラークがたまり、虫歯や歯周病の原因となります。矯正治療によって歯並びを整えることで、歯磨きがしやすくなり、口腔内の清潔を保ちやすくなります。

成長期だからこその矯正成功率の高さ

中高生の成長期は、顎の骨が柔らかく、矯正治療の効果が出やすい時期です。

この時期に矯正を行うことで、以下のようなメリットがあります:

1.骨の成長を活用できる

成長期の顎の骨は柔軟性があり、矯正治療による歯や顎の動きがスムーズです。これにより、大人の矯正治療よりも短期間で効果を実感しやすくなります。

2.手術のリスクを軽減

成長期のうちに矯正治療を始めることで、骨格の問題を軽減でき、将来的に外科的手術が必要になる可能性を低下させることができます。

3.長期的な健康を維持

正しい噛み合わせを得ることで、将来的な顎関節症や口腔疾患のリスクを軽減し、健康的な生活を送るための基盤を整えることができます。

4.受け口治療の選択肢を知ろう

受け口(反対咬合)を治す方法には、さまざまな選択肢があります。それぞれの方法にはメリットと特徴があり、あなたの症状やライフスタイルに合った治療法を選ぶことが大切です。この章では、代表的な治療法の違いや特徴、治療法を選ぶ際のポイントについてわかりやすく解説します。

ブラケット治療とマウスピース治療の違い

矯正治療と聞いて、多くの人がまず思い浮かべるのが「ブラケット治療」と「マウスピース治療」でしょう。それぞれの特徴を比較してみましょう。

ブラケット治療

特徴

歯に直接装置(ブラケット)を取り付け、ワイヤーで歯を少しずつ動かしていく治療法です。金属製のブラケットが一般的ですが、目立ちにくい透明や白色の素材を使用したものもあります。

メリット

・重度の受け口にも対応可能

・細かい調整ができ、幅広い症例に対応

・24時間装着されているため、患者さんの協力が少なくても効果を発揮しやすい

デメリット

・見た目が気になる場合がある

・磨き残しが発生しやすいので、歯磨きに時間がかかる

・初期に違和感や痛みを感じることがある

マウスピース治療

特徴

透明なプラスチック製のマウスピースを使用し、取り外し可能な治療法です。患者さんが2週間ごとに新しいマウスピースに交換し、少しずつ歯を動かします。

メリット

・装置が目立たないので、学校生活や写真撮影などでも安心

・食事や歯磨きの際に取り外せるため、口腔内を清潔に保ちやすい

・ワイヤーやブラケットがないため、口の中を傷つけにくい

デメリット

・装着時間(1日20時間以上)を守る必要がある

・複雑な症例や重度の受け口には適さない場合がある

・紛失や破損のリスクがある

症例によって異なる治療法の適用

受け口の治療法は、患者さん一人ひとりの症状によって異なります。以下のようなポイントが治療法選びの基準になります。

軽度の受け口

マウスピース治療で対応できることが多く、取り外しの利便性や見た目を重視する方に適しています。

中度から重度の受け口

骨格の問題や複雑な歯並びが関係している場合、ブラケット治療が推奨されます。特に成長期で骨格の成長を利用する必要がある場合は、ブラケット治療が効果的です。

骨格的な問題を伴う症例

顎の骨自体の位置に問題がある場合、矯正治療だけでなく外科的治療が必要になることもあります。この場合でも、手術の前後でブラケット治療を併用することが一般的です。

あなたに合った治療法を一緒に見つけましょう

どの治療法を選ぶべきかは、専門医との相談が不可欠です。矯正歯科では、以下のステップを経て、最適な治療法を提案します。

1.初診相談

受け口の症状やお悩みをじっくりお聞きし、簡単な診断を行います。

2.精密検査

レントゲン撮影や歯型の採取を通じて、歯並びや骨格の状態を詳しく調べます。

3.治療計画の説明

検査結果をもとに、どの治療法が適しているか、治療期間や費用について丁寧に説明します。

4.治療開始

それぞれの治療法の特性に合わせて治療を進めていきます。

治療を選ぶ際には、見た目の改善だけでなく、日常生活や学校生活への影響、将来的な健康を考慮することが重要です。

5.治療中の「リアル」を知る

矯正治療を始める前に、多くの中高生が気になるのは「治療中の生活はどう変わるの?」という疑問です。矯正治療は歯並びを美しく整えるだけでなく、自信や健康も手に入れるための一歩。しかし、初めてのことには不安もつきものです。この章では、治療中に気になるポイントを具体的に解説し、安心して矯正治療に取り組めるようサポートします。

痛みはあるの?学校生活と両立できる?

矯正治療に痛みが伴うことを心配する声はよく聞かれます。確かに、装置を装着して初めて歯が動き始めるときには軽い痛みや違和感を感じることがあります。しかし、ほとんどの人が数日以内に慣れるため、長期間の強い痛みに悩まされることは少ないです。

痛みの程度

・初めて装置をつけた直後や調整後に感じるのは、「歯が押されているような痛み」です。

・痛みが強いと感じる場合でも、鎮痛剤を使うことでコントロール可能です。

・食事を柔らかいものにするなど、少しの工夫で快適に過ごせます。

-学校生活への影響

矯正治療をしている中高生の多くは、学校生活と無理なく両立しています。装置に慣れてしまえば、体育や部活も通常通り行えるケースがほとんどです。ただし、コンタクトスポーツなどではマウスガードの使用をすすめられる場合があります。

矯正装置が目立つのが心配?透明マウスピースの選択肢

矯正治療を始める上で、「装置が目立つのが恥ずかしい」という心配もよく聞かれます。しかし、近年は目立ちにくい矯正装置が多数開発されており、安心して治療を進めることができます。

透明マウスピース矯正

透明マウスピースは、取り外し可能で目立ちにくい装置として人気があります。装置が薄く透明なので、学校での写真撮影や日常生活でも気になりません。ただし、1日20時間以上の装着が必要なため、自己管理が重要です。

クリアブラケット

ワイヤー矯正でも、歯と同じ色に近い素材を使用したクリアブラケットなら目立ちにくいです。見た目に配慮しつつ、幅広い症例に対応できるのが魅力です。

○選択肢を比較してみよう

透明マウスピース:取り外し可能、目立たない、自己管理が必要

クリアブラケット:常時装着、幅広い症例に対応、多少の目立ち感あり

どちらを選ぶべきかは、矯正専門医と相談して自分に合った方法を選ぶとよいでしょう。

毎日のケアで気をつけたいポイント

矯正治療中は、口腔ケアがいつも以上に重要になります。装置があると、どうしても歯に食べ物が挟まりやすくなるため、日々のケアを丁寧に行うことが必要です。

基本的なケアのポイント

1.歯磨きは念入りに

・朝、昼、晩の3回、しっかり磨きましょう。

・歯と装置の間に挟まった食べ物を取り除くため、矯正用の歯ブラシを使うと効果的です。

2.歯間ブラシやデンタルフロスを活用

ワイヤー周りやブラケットの間に食べ物が詰まりやすいため、歯間ブラシやフロスを使用することで清潔を保てます。

3.フッ素入りの歯磨き剤を使う

矯正中の虫歯予防には、フッ素入りの歯磨き剤が効果的です。

注意したい食べ物

避けるべきもの:硬い食べ物(キャンディ、ナッツ)や粘着性のあるもの(ガム、キャラメル)

工夫して食べるもの:リンゴや硬いパンは、小さく切って食べると装置にダメージを与えにくいです。

外食時の工夫

学校や外出先では歯磨きができない場合もあります。その際は、少なくとも水でうがいをすることで口腔内を清潔に保ちましょう。

6.受け口治療で得られるもの

矯正治療を通じて受け口を改善することで得られるメリットは、単に見た目の変化だけではありません。歯並びが整うことで得られる自信、快適さ、そして健康的な未来は、治療を始める大きなモチベーションとなります。この章では、受け口治療を受けることで得られる具体的なメリットを3つの視点から詳しく解説します。

見た目の変化だけじゃない、自信と笑顔

受け口の治療を行うと、顔のバランスが整い、自然で美しい横顔が得られます。しかし、見た目の変化以上に大きいのは、笑顔や表情への自信が戻ることです。

笑顔への自信

・歯並びが整うと、笑顔が引き立ちます。写真撮影や人前でのスピーチでも堂々と振る舞えるようになるでしょう。

・自分に自信が持てると、周囲とのコミュニケーションもより積極的になります。学校生活や友人関係にも良い影響を与えます。

-ポジティブな影響

・笑顔に自信がつくと、自然と姿勢や仕草も前向きになります。

・自信を持った表情は、周囲からの印象を大きく向上させる効果があります。

見た目が改善されることで心に余裕が生まれ、気持ちが明るくなる。それが受け口治療の大きな魅力のひとつです。

食べること、話すことがスムーズになる喜び

受け口があると、食事や会話に思わぬ支障をきたすことがあります。治療を通じて噛み合わせが改善されると、日常生活がスムーズになり、より快適に過ごせるようになります。

食べる喜び

・治療後は上下の歯が正しく噛み合うため、食べ物をしっかりと噛み砕けるようになります。

・固い食べ物でも無理なく噛めるようになり、食事の楽しさが増します。

・消化がスムーズになり、体全体の健康にも良い影響を与えます。

-話すことの快適さ

・正しい噛み合わせにより、発音が明瞭になります。特に「サ行」や「タ行」の発音がはっきりし、会話への不安が減ります。

・自分の声がクリアになることで、人前で話すことにも自信が持てます。

日常のささいな動作がスムーズになることで、生活の質が大きく向上します。

健康的な成長と未来への投資

受け口を改善することは、美しい見た目を手に入れるだけでなく、将来の健康を守るための大切な投資でもあります。

1.成長期を最大限活用

・中高生の成長期に矯正治療を始めると、顎の自然な成長を利用して効率的に治療を進めることができます。

・骨格が正しい位置に整うことで、顔全体のバランスが良くなり、将来的なリスクを軽減できます。

2.将来的な健康リスクを回避

・噛み合わせが改善されると、顎関節への負担が軽減され、顎関節症のリスクが低下します。

・歯並びが整うことで、歯磨きがしやすくなり、むし歯や歯周病の予防にもつながります。

・正しい噛み合わせは、全身の姿勢や筋肉のバランスにも良い影響を与えます。

3.未来への価値ある投資

・矯正治療は一時的なものではなく、生涯にわたって健康と美しさを支える基盤となります。

・早い段階で治療を行うことで、将来的な治療費や健康面の負担を大幅に減らすことができます。

7.矯正のタイミングを逃さないで

受け口や歯並びの矯正治療において、タイミングはとても重要です。特に中高生の成長期は、矯正治療を効果的に進めるための最適な時期。この章では、成長期における矯正治療の重要性と、大人の治療との違いについて詳しく説明します。親御さんにも参考にしていただける内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください。

成長期の矯正が大人の治療とどう違うのか

成長期と大人では、骨や歯の状態が大きく異なります。この違いが、矯正治療の進め方や効果に影響を与えます。

成長期の特徴

骨の柔軟性が高い

中高生は顎の骨が成長している途中であるため、歯や顎の位置を動かす治療がスムーズに進むことが多いです。骨がまだ柔らかく調整が効きやすいのが特徴です。

骨格的な問題も改善可能

成長期には、歯並びだけでなく顎の成長をコントロールすることができるため、骨格的な問題がある場合でも効果的な治療が期待できます。

大人の特徴

骨が固まり、動きにくい

大人になると骨が硬くなり、歯を動かすのに時間がかかる傾向があります。また、骨格の問題がある場合、外科手術が必要になることもあります。

治療期間が長くなる場合がある

大人の矯正治療は、成長期の治療に比べて期間が長くなることが一般的です。

このように、成長期の治療は大人の治療と比べて、骨や歯を効率よく動かすことができるため、早めに治療を始めることが理想的です。

中高生だからこそ始められる最適な時期

中高生の時期は、矯正治療に最適なタイミングです。その理由は、成長期ならではの特徴にあります。

1.自然な成長を活かせる

成長期は顎が自然に大きくなる時期です。この成長を利用することで、歯並びや噛み合わせを無理なく整えることができます。特に、受け口のような骨格的な問題は、このタイミングを逃すと大人になってからの治療が複雑になることがあります。

2.治療期間が短縮される可能性

中高生の柔軟な骨と歯は、動きが早いため、治療期間が短縮されることがあります。部活や学校生活と両立しやすいことも大きなメリットです。

3.将来の健康リスクを予防

若いうちに噛み合わせを整えることで、顎関節症や歯周病、むし歯のリスクを減らすことができます。また、歯が正しい位置にあることで、歯磨きがしやすくなり、口腔内を清潔に保てるようになります。

親御さんにも伝えたい矯正の重要性

矯正治療は、中高生だけでなく親御さんの理解と協力も欠かせません。親御さんにとっても、子どもの未来の健康や笑顔を守るために、矯正治療の重要性を知っていただきたいと思います。

1.成長期の治療は一生の財産

矯正治療は、見た目を整えるだけでなく、子どもの将来の健康を守るための重要なステップです。また、顎の成長を利用できる成長期は、一生に一度しかありません。この貴重なタイミングを活かすことで、大人になってからの治療負担を大幅に減らすことができます。

2.矯正治療は未来への投資

正しい歯並びは、食べる、話す、笑うといった日常の基本的な動作を快適にするだけでなく、自信や社会生活にも良い影響を与えます。その上、将来的な健康リスクを予防することで、医療費の負担を減らすことにもつながります。

8.気軽に相談!矯正治療の第一歩

矯正治療に興味があるけれど、「何から始めればいいのかわからない」「相談に行くのがちょっと怖い」という気持ちを抱えていませんか?実は、矯正治療を始める第一歩はとても簡単で、リラックスした気持ちでスタートできます。この章では、初めての矯正相談での流れや、治療に対する不安を解消するポイントについて詳しくお伝えします。

初めての矯正相談で何を聞かれるの?

矯正相談では、まずあなたの悩みや希望を聞くことから始まります。相談の場は質問や疑問を気軽に話せる場所で、専門医が一人ひとりに合った解決方法を一緒に考えてくれます。

よく聞かれる質問例

・「受け口が気になるけれど、どんな治療が必要ですか?」

・「矯正装置はどのくらいの期間つける必要がありますか?」

・「学校生活に影響はありますか?」

・「費用はどれくらいかかりますか?」

矯正治療は個人差が大きいため、まずは患者さん自身の状況をしっかりと把握することが重要です。専門医が丁寧に話を聞きながら、あなたのライフスタイルや希望に合った治療プランを提案してくれます。

レントゲンや模型を使った丁寧な説明

相談の次のステップでは、より詳しくあなたの歯や顎の状態を確認するために、レントゲン撮影や歯型の採取が行われます。これらの情報をもとに、現在の状態や治療の必要性、方法について詳しく説明を受けます。

レントゲンでわかること

・歯並びだけでなく、顎の骨の状態や成長バランスを確認します。

・受け口の原因が歯の位置によるものか、顎の骨格によるものかを判断します。

◎模型での解説

・あなたの歯型を基に、矯正装置がどのように歯を動かしていくかを視覚的に説明してもらえます。

・具体的な治療の流れがイメージしやすくなるので、疑問や不安が解消されます。

治療前の段階で自分の状態や治療内容をしっかり理解できるため、安心して次のステップに進むことができます。

「痛い」「高い」と思っていませんか?

矯正治療に対するよくあるイメージとして、「痛い」「高い」という心配が挙げられます。しかし、これらは相談の段階でしっかり解消することができます。

痛みに関する不安

・矯正治療では、初めて装置を装着したときや調整後に、歯が押されるような軽い痛みを感じることがありますが、ほとんどの人が数日以内に慣れます。

・鎮痛剤を使用することで痛みをコントロールできるため、日常生活に支障が出るほどの痛みは少ないです。

-費用に関する不安

・矯正治療の費用は装置や治療期間によって異なりますが、多くの歯科医院では治療費用の分割払いにも対応しています。

・中高生は、早い段階で治療を始めることで期間が短くなり、費用を抑えられるケースもあります。

◎心配や疑問はその場で解消

痛みや費用については、相談の際にしっかりと聞いておきましょう。専門医は、患者さんの不安をしっかり理解し、解決策を提案してくれます。

矯正相談は未来への一歩

矯正相談は、治療を始めるための第一歩です。相談だけでも、あなたの歯並びや噛み合わせの状態を知ることができ、治療を決める前に多くの情報を得られる貴重な機会です。
相談を受けたからといって、必ずしも治療を始めなければならないわけではありません。まずは専門医に現状を診てもらい、自分に合った選択肢を知ることが大切です。
矯正治療は、早く始めるほど効果的です。一歩を踏み出すことで、将来の笑顔と健康を手に入れる近道となります。

9.私たちがサポートします!安心できる治療環境

矯正治療を始める際、多くの中高生や親御さんが感じるのは「本当に最後まで続けられるかな?」という不安です。しかし、私たちは患者様一人ひとりに寄り添いながら、安心して治療を進めていただける環境を整えています。この章では、矯正専門医のサポート、最新機器の活用、そして個々に合わせた治療計画について詳しくお伝えします。

矯正専門医がそばでしっかりサポート

矯正治療は専門性の高い分野です。そのため、矯正治療を専門とする歯科医がいる医院を選ぶことが成功への第一歩です。

経験豊富な診断と治療

矯正専門医は、多くの症例を経験しているため、個々の患者様に適した治療法を正確に提案できます。受け口や出っ歯、乱ぐい歯など、それぞれの症例に合ったアプローチが可能です。

治療中の細やかなフォロー

治療が進む中での調整や相談も、専門医が丁寧に対応します。不安や疑問があれば、気軽に聞ける環境を整えています。

コミュニケーションを大切に

患者さんだけでなく、親御さんとも密にコミュニケーションを取り、治療の進行状況や疑問点を共有します。

矯正専門医の存在は、治療の質を高めるだけでなく、安心感を提供する大きな要素です。

最新機器と丁寧な対応で不安を解消

矯正治療は技術の進化により、より快適で効果的な治療が可能になっています。当院では、最新の機器を活用し、患者さんが安心して治療を受けられる環境を提供しています。

1.最新機器の活用

3Dスキャンで正確な診断

レントゲンや口腔内スキャンを使用し、歯や顎の状態を正確に把握します。これにより、従来の型取りよりも快適で、短時間での診断が可能です。

デジタル技術による治療計画

治療開始前に、デジタル技術を活用して治療後の歯並びをシミュレーション。ゴールが明確になることで、治療のモチベーションが高まります。

2.丁寧な対応で不安を解消

治療中の説明を徹底

治療の各ステップで、今何をしているのか、次に何をするのかをわかりやすく説明します。これにより、治療中の不安を軽減します。

痛みの軽減を重視

最新技術と専門医のスキルで、痛みを最小限に抑えた治療を心がけています。

最新技術と患者さんへの丁寧な対応が、安心して治療を受けられる鍵となります。

自分のペースで進める治療計画

矯正治療は数ヶ月から数年にわたる長期的な治療です。そのため、無理なく自分のペースで進められる計画が重要です。

1.治療計画の個別対応

患者さんに合ったスケジュール

学校や部活、塾などのスケジュールに合わせて治療計画を立てます。来院頻度や治療の進行ペースを柔軟に調整します。

装置の選択肢を提供

ワイヤー矯正やマウスピース矯正など、患者様のライフスタイルに合った治療法を提案します。

2.モチベーションを保つ工夫

小さなゴールを設定

治療の途中で短期的な目標を設定し、達成感を味わえるようにします。例えば、「次回の調整までに前歯がこれくらい動く」という具体的なイメージを共有します。

家族との協力体制

親御さんと連携し、治療の進行をサポートします。特に装置の管理や日常的なケアについて、家族で一緒に取り組むことが治療の成功につながります。

自分のペースで進められる治療計画は、治療の負担を軽減し、長期的な成功へと導きます。

10.新しい自分へ一歩を踏み出そう!

矯正治療は、単なる歯並びの改善にとどまらず、自信や健康、未来の可能性を広げる素晴らしい選択です。特に受け口の治療を始めることで、見た目の改善だけでなく、日常生活の質を大きく向上させることができます。この章では、受け口矯正で得られる未来の姿や、治療を終えたあとの充実した生活、さらに新しい笑顔を手に入れるための意義についてお伝えします。

受け口矯正で得られる未来の姿

受け口を治療することで得られる変化は、見た目の改善以上の大きな価値をもたらします。

1.見た目のバランスが整う

顎の位置が正しく整うことで、横顔や正面の印象が大きく変わります。顔全体のバランスが良くなるため、自然で美しい見た目を手に入れられます。

2.健康的な機能が回復

正しい噛み合わせにより、食べ物をしっかり噛むことができるようになります。発音がクリアになり、会話への自信が増します。顎への負担が減少し、将来的な顎関節症のリスクが軽減されます。

これらの変化は、見た目の印象だけでなく、心身の健康にもポジティブな影響を与えます。

矯正治療を終えたあとの充実した生活

矯正治療を終えると、日常生活にどのような変化が訪れるのでしょうか?

1.笑顔に自信が持てる

治療を終えた後の一番の喜びは、自信を持って笑えることです。笑顔が増えると、友達との会話や写真撮影が楽しくなり、周りからの印象も明るくなります。

2.食事がもっと楽しくなる

正しい噛み合わせが手に入ることで、食べる楽しさが倍増します。固いものも噛みやすくなり、食べ物の味わいを十分に感じることができます。

3.健康を維持しやすくなる

歯並びが整うことで歯磨きがしやすくなり、むし歯や歯周病のリスクが低下します。また、顎関節や噛む力のバランスが整い、頭痛や肩こりの改善にもつながります。

矯正治療後の生活は、笑顔や食事、健康の面で大きな充実感が得られるものです。

あなたの笑顔をもっと輝かせるために

受け口の矯正治療は、一歩を踏み出すことで未来を大きく変える可能性を秘めています。そのために必要なのは、信頼できる矯正専門医との出会いと、治療への前向きな姿勢です。

矯正治療は、見た目の改善だけでなく、心の変化をもたらします。自信を持つことで、学校生活や人間関係がより充実します。そしてその新しい笑顔は、あなた自身だけでなく周りの人々をも明るくします。

矯正治療を始めることは、少しの勇気と決意が必要です。しかし、その先に待っているのは、今まで想像していなかった未来の自分。「笑顔に自信を持ちたい」「将来の健康を守りたい」と思ったその気持ちが、第一歩を踏み出すきっかけになります。

まとめ

受け口矯正は、見た目だけでなく生活の質や心の健康をも大きく向上させる治療です。矯正治療後の笑顔と自信は、あなたの未来をより明るくし、新たな可能性を広げます。

今がその第一歩を踏み出すときです。専門医に相談することで、不安や疑問を解消し、最適な治療計画を立てることができます。治療を通じて得られる笑顔は、一生の宝物になるでしょう。あなたも、新しい自分へと進む一歩を踏み出してみませんか?

監修:広尾麻布歯科
所在地〒:東京都渋谷区広尾5-13-6 1階
電話番号☎:03-5422-6868

*監修者
広尾麻布歯科
ドクター 安達 英一
*出身大学
日本大学歯学部
*経歴
日本大学歯学部付属歯科病院 勤務
東京都式根島歯科診療所 勤務
長崎県澤本歯科医院 勤務
医療法人社団東杏会丸ビル歯科 勤務
愛育クリニック麻布歯科ユニット 開設
愛育幼稚園 校医
愛育養護学校 校医
・青山一丁目麻布歯科 開設
・区立西麻布保育園 園医
*所属
日本歯科医師会
東京都歯科医師会
東京都港区麻布赤坂歯科医師会
日本歯周病学会
日本小児歯科学会
日本歯科審美学会
日本口腔インプラント学会

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