歯ぐきの腫れ・出血をそのままにしていませんか?放置が歯を失う第一歩 - 広尾麻布歯科
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コラム

Column

2026.01.07

歯ぐきの腫れ・出血をそのままにしていませんか?放置が歯を失う第一歩

 
 

目次

その歯ぐきの腫れや出血、気になりつつ見過ごしていませんか

   

歯みがきのたびに血が出るけれど痛くない

歯みがきをするたびに歯ぐきから血が出るものの、痛みがないため
「磨き方が強かっただけ」「そのうち治るだろう」と考えてしまう方は少なくありません。
しかし、健康な歯ぐきは、歯ブラシが当たっても簡単に出血することはほとんどありません。
出血が続いている場合、歯ぐきに炎症が起きている可能性が高く、その代表的な原因が歯周病です。
歯周病は、歯と歯ぐきの境目にたまったプラーク(細菌の塊)によって引き起こされます。
初期の段階では、歯ぐきが赤く腫れたり、歯みがき時に出血したりする程度で、
強い痛みを伴わないことが多いため、異常として認識されにくい特徴があります。
そのため、「痛くない=問題ない」と判断してしまい、結果として歯周病を放置してしまうケースも少なくありません。
炎症が続くと、歯ぐきだけでなく、歯を支えている骨にまで影響が及ぶことがあります。
歯ぐきの出血は、体が発している重要なサインの一つです。
一時的な刺激と自己判断せず、原因を確認する視点が大切になります。

 

少し腫れているだけだから様子を見ている

歯ぐきが少し腫れていることに気づいていても、
日常生活に大きな支障がなければ「もう少し様子を見よう」と考えてしまう方は多いものです。
ただし、歯ぐきの腫れは、何らかの炎症が起きている状態を示しています。
特に歯周病が関係している場合、自然に完全に治ることは少なく、
見た目の腫れが一時的に落ち着いても、内部では炎症が続いていることがあります。
歯周病のやっかいな点は、症状が良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、
自覚症状が乏しいままゆっくり進行していくことです。
「腫れが引いたから大丈夫」と感じた時点で受診を見送ることで、
気づかないうちに病状が進んでしまうケースもあります。
放置が続くと、歯ぐきが下がる、歯が長く見える、歯と歯の間に物が詰まりやすくなるなど、
見た目や噛み心地の変化として現れることもあります。
腫れが軽いうちこそ、状態を確認する意味があります。
早めに状況を把握することで、将来的な負担を抑えられる可能性があります。

 

忙しさや不安から受診を後回しにしてしまう気持ち

「忙しくて歯医者に行く時間が取れない」
「診察で何か言われるのが怖い」
このような気持ちから、歯ぐきの腫れや出血を放置してしまう方は少なくありません。
特に歯周病は、強い痛みが出にくいため、
仕事や家庭の用事に比べて優先順位が下がりやすい症状です。
その結果、気になりながらも受診を先延ばしにしてしまう傾向があります。
しかし、歯周病は放置期間が長くなるほど、治療に時間がかかることが一般的です。
初期であれば、検査と基本的なケア、生活習慣の見直しで対応できる場合もありますが、
進行すると、より継続的な管理が必要になることもあります。
また、受診に対する不安は、「何をされるのか分からない」ことから生じる場合が多いものです。
歯科医院での受診は、必ずしもすぐに治療を始めることを意味するわけではありません。
まずは歯ぐきの状態を確認し、現状を知るための相談という位置づけでも問題ありません。
不安を抱えたまま歯ぐきの出血や腫れを放置するよりも、
専門家の視点で状況を整理することが、安心への第一歩になることがあります。

 
 

歯ぐきの腫れ・出血は体からの大切なサイン

   

健康な歯ぐきと異常がある歯ぐきの違い

健康な歯ぐきは、薄いピンク色で引き締まり、歯と歯ぐきの境目がすっきりしています。
歯ブラシやフロスが当たっても、簡単に出血することはほとんどありません。
一方で、歯ぐきに腫れや出血が見られる場合、何らかの炎症が起きている可能性があります。
赤く腫れていたり、丸みを帯びてブヨブヨとした感触がある場合は注意が必要です。
特に歯周病が関係している場合、見た目の変化は軽くても、内部では炎症が進行していることがあります。
「少し赤いだけ」「出血があるだけ」と感じる状態でも、健康な歯ぐきとは明確に異なります。
歯ぐきの色や形、出血の有無は、口の中の健康状態を知る重要な手がかりです。
日頃から変化に気づくことが、歯周病の放置を防ぐ第一歩になります。

 

出血や腫れが起こる基本的な仕組み

歯ぐきの出血や腫れは、細菌による炎症反応として起こります。
歯と歯ぐきの境目にたまったプラーク(細菌のかたまり)により、歯ぐきが刺激されることで、
体は防御反応として血流を増やし、腫れや出血が生じます。
この状態が続くと、歯ぐきの炎症は慢性化し、歯周病へと進行していきます。
初期の歯周病では、歯ぐきの腫れや出血が主な症状で、痛みはほとんど感じられません。
そのため、「痛くないから問題ない」と判断されやすく、放置されがちです。
しかし、炎症が続くと歯を支える骨に影響が及び、歯のぐらつきなどの症状につながることがあります。
出血や腫れは偶然起こるものではなく、体が異常を知らせているサインと考えることが大切です。

 

一時的な刺激と病気による症状の見分け方

歯ぐきの出血や腫れは、すべてが病気によるものとは限りません。
硬いものを食べた後や、歯ブラシが強く当たった場合など、一時的な刺激で起こることもあります。
一時的な刺激による出血は、数日で自然に治まり、同じ場所で繰り返すことは少ない傾向があります。
一方で、歯周病などが原因の場合、歯みがきのたびに出血する、腫れが続くといった特徴があります。
また、歯ぐきの腫れとともに口臭が気になる、歯ぐきが下がってきたと感じる場合も、
病気が関係している可能性が考えられます。
自己判断で「一時的なもの」と決めつけて放置してしまうと、症状が進行することもあります。
見分けが難しい場合こそ、専門家に相談し、正確な診断を受けることが安心につながります。

 
 

多くの場合に関係する「歯周病」という病気

   

歯周病はどこから始まるのか

歯周病は、突然重い症状として現れる病気ではなく、非常に身近なところから静かに始まります。
発端となるのは、歯と歯ぐきの境目にたまるプラーク(歯垢)です。プラークは細菌の集合体で、毎日の歯みがきで十分に除去されないと、歯ぐきに炎症を引き起こします。
最初に起こるのは「歯肉炎」と呼ばれる状態で、歯ぐきが赤く腫れたり、歯みがき時に出血しやすくなったりします。この段階では、歯を支える骨にはまだ影響が及んでいませんが、炎症を放置すると、次第に歯ぐきの奥へと細菌が入り込み、歯周病へと進行していきます。
つまり、歯周病は歯ぐきの出血や腫れといった軽い症状から始まり、気づかないうちに進んでいく病気です。初期のサインを見逃さないことが、放置を防ぐうえで重要になります。

 

初期・中等度・重度で変わる症状の特徴

歯周病は進行段階によって、現れる症状が少しずつ変化します。
初期段階では、歯ぐきの腫れや出血が主な症状で、痛みを感じることはほとんどありません。このため、「よくあること」として見過ごされがちです。
中等度に進行すると、歯ぐきが下がって歯が長く見えたり、歯と歯の間に物が詰まりやすくなったりします。また、歯ぐきの奥に歯周ポケットと呼ばれる隙間が深くなり、炎症が慢性化します。
さらに重度になると、歯を支える骨が大きく失われ、歯のぐらつきや噛みにくさを感じるようになります。場合によっては、歯を残すことが難しくなることもあります。
このように、歯周病は段階ごとに症状が変化するため、早い時期に気づき、対応することが大切です。

 

痛みが出にくいまま進行しやすい理由

歯周病が厄介な病気といわれる理由の一つに、「痛みが出にくいまま進行する」という特徴があります。
歯ぐきや歯を支える骨は、ゆっくりと炎症が進む場合、強い痛みを感じにくい組織です。そのため、腫れや出血があっても、日常生活に大きな支障がなく、受診のきっかけを逃してしまいがちです。
また、症状が一時的に落ち着くこともあり、「治った」と誤解されることがあります。しかし、炎症そのものが消えたわけではなく、内部で歯周病が進行している場合も少なくありません。
このような性質から、歯周病は放置されやすく、気づいたときには進行しているケースが多く見られます。痛みの有無だけで判断せず、歯ぐきの出血や腫れといった変化を、重要なサインとして受け止めることが重要です。

 
 

放置することで起こり得る変化とリスク

   

腫れや出血が慢性化する過程

歯ぐきの腫れや出血が見られても、痛みが少ない場合には「そのうち治るだろう」と放置してしまいがちです。
しかし、歯周病が原因の場合、炎症は自然に完全に消えることは少なく、慢性的に続く傾向があります。
歯と歯ぐきの境目に残ったプラーク(細菌のかたまり)は、日常の歯みがきだけでは取り除きにくく、歯ぐきを刺激し続けます。
その結果、歯ぐきは腫れた状態が常態化し、歯みがきや食事の際に出血しやすくなります。
一時的に腫れや出血が落ち着くこともありますが、炎症そのものが解消されたわけではありません。
このような状態を放置すると、歯ぐきの防御力が低下し、細菌がさらに奥へと侵入しやすくなります。
腫れや出血が「いつものこと」になってしまう前に、原因を確認することが重要です。
慢性化は、歯周病が次の段階へ進むサインともいえます。

 

歯を支える骨への影響

歯周病が進行すると、歯ぐきだけでなく、歯を支えている骨(歯槽骨)にも影響が及びます。
歯槽骨は、歯をしっかりと支える役割を担っていますが、炎症が続くことで少しずつ吸収されていきます。
この骨の変化は、見た目や痛みとしてすぐに現れることは少なく、気づきにくいのが特徴です。
歯ぐきが下がったように感じたり、歯が長く見えるようになったときには、すでに骨の減少が進んでいる場合もあります。
歯槽骨が失われると、歯は安定を失い、噛む力を支えきれなくなります。
その結果、歯のぐらつきや違和感を覚えるようになることがあります。
骨への影響は自然に回復するものではないため、歯周病を放置しないことが将来的な口腔環境を守るうえで重要です。

 

将来的に歯を失う可能性との関係

歯ぐきの腫れや出血を放置した結果、歯周病が進行すると、最終的に歯を失う原因になることがあります。
歯周病は、日本人が歯を失う主な原因の一つとされており、初期症状を軽視することがリスクにつながります。
歯を支える骨が大きく失われると、歯は十分に固定されなくなり、保存が難しくなる場合があります。
抜歯に至るまでには時間がかかることが多いものの、気づいたときには選択肢が限られているケースも見られます。
歯を失うことは、噛む機能だけでなく、発音や見た目、食事の楽しみにも影響を及ぼします。
そのため、歯ぐきの出血や腫れといった初期のサインを放置しないことが大切です。
早い段階で専門家に相談することで、将来的なリスクを減らせる可能性があります。

 
 

歯ぐきの症状と全身の健康とのつながり

   

口の中の炎症が体に与える影響

歯ぐきの腫れや出血は、口の中だけの問題に見えるかもしれません。
しかし、歯周病のように炎症が長く続く状態は、体全体にとっても「慢性的な炎症の入り口」になり得ます。
歯周病では、歯と歯ぐきの境目に細菌が増え、歯ぐきの血管が刺激を受けて出血しやすくなります。
このとき、歯ぐきは外からの刺激に敏感になり、歯みがきや食事のたびに微小な傷ができることがあります。
すると、細菌や炎症に関わる物質が血流に乗り、体内で炎症反応を起こしやすい環境がつくられると考えられています。
もちろん、歯ぐきの出血=すぐに全身の病気、という単純な話ではありません。
ただ、歯周病を放置し、口の中の炎症が続くことは、全身の健康管理の観点からも見過ごしにくい要素です。
「歯ぐきの腫れ・出血が続く」というサインは、口の中の状態を確認するきっかけとして大切にしていただきたいポイントです。

 

歯周病と生活習慣病の関係性

歯周病と生活習慣病は、別々の病気のようでいて、互いに影響し合うことがあると報告されています。
特に知られているのが、糖尿病との関係です。
糖尿病では、血糖値が高い状態が続くと免疫機能が低下しやすく、感染や炎症が長引く傾向があります。
その結果、歯ぐきの腫れや出血が起こりやすくなり、歯周病が進行しやすい条件がそろいやすくなります。
一方で、歯周病による慢性炎症があると、血糖コントロールに影響する可能性も指摘されています。
また、高血圧や脂質異常症などの生活習慣病は、喫煙・運動不足・食生活など共通の背景を持つことが多く、
生活習慣全体を見直す必要がある点で歯周病とも重なる部分があります。
ここで重要なのは、「歯周病があるから生活習慣病になる」と断定することではありません。
ただ、歯ぐきの出血や腫れを放置せず、歯科で歯周病の状態を把握しておくことは、
生活習慣病の管理を行ううえでもプラスになり得る、という視点です。

 

早めの対応が全身管理につながる理由

歯ぐきの腫れや出血があるとき、早めに歯科へ相談する意義は「歯を守る」ことだけではありません。
口の中の炎症を長く放置しないことは、全身の健康を考えるうえでも合理的な選択肢になります。
歯周病は初期の段階では痛みが出にくく、気づきにくい一方で、
検査を行うことで炎症の程度や歯周ポケットの深さ、歯を支える骨の状態などを評価できます。
現状を把握できれば、歯ぐきの出血や腫れが「どの程度の問題なのか」が整理され、
必要以上に不安を抱え込まずに済むこともあります。
また、歯周病のケアは、セルフケア(歯みがき・フロス)と専門的ケア(歯石除去など)の両輪が重要です。
早い段階で取り組むほど、生活の中に無理なく組み込みやすく、継続もしやすくなります。
体の健康管理は、食事や運動だけで完結するものではありません。
歯ぐきの出血や腫れを「口の中の小さな異変」として軽視せず、
歯科で相談し、歯周病を放置しないことが、結果的に全身を整える一歩につながります。

 
 

今の状態でも考えられる治療の選択肢

   

検査によって分かること・分からないこと

歯ぐきの腫れや出血があるとき、「歯周病でしょうか」「もう手遅れでは」と不安になる方は少なくありません。
その不安を整理するために重要なのが、歯科医院で行う検査です。検査により、いま何が起きているのかを客観的に把握できます。
一般的には、歯周ポケット検査(歯と歯ぐきの隙間の深さを測る)、出血の有無、歯の揺れ、歯石やプラークの付着状況の確認などを行います。
必要に応じてレントゲンで歯を支える骨の状態を評価し、歯周病がどの程度進んでいるかの目安をつけます。
一方で、検査だけで「今後どうなるか」を断定することはできません。
歯周病の進行には、セルフケアの状況、喫煙、糖尿病などの全身状態、噛み合わせの力のかかり方といった要素も関係するためです。
ただ、現時点での歯ぐきの腫れや出血の原因が歯周病なのか、どの程度の炎症なのかを把握できることは、放置を防ぐうえで大きな意味があります。

 

症状の進行度に応じた一般的な対応

歯周病の治療は、進行度に応じて段階的に行われるのが一般的です。
大切なのは「いきなり大きな治療になる」と決めつけず、現状に合った方法を選ぶことです。
初期の歯肉炎〜軽度の歯周病であれば、歯石やプラークを取り除くクリーニング、歯みがき指導などの基本的な治療が中心になります。
歯ぐきの腫れや出血は、原因となる汚れが減ることで落ち着いてくるケースもあります。
中等度以上になると、歯ぐきの奥深くに付着した歯石を除去する処置(歯周ポケット内の清掃)が必要になることがあります。
また、歯周病で失われた支持が大きい場合は、状態によって外科的な処置が検討されることもありますが、適応は口の中の状況や全身状態によって変わります。
いずれの場合も、「歯ぐきの出血や腫れがある=即、重症」とは限りません。
放置せずに検査を受け、進行度に応じた一般的な対応を選択できることが、将来のリスクを減らすポイントになります。

 

生活習慣やセルフケアの見直しが果たす役割

歯周病の治療というと、歯科医院での処置だけを想像しがちですが、実際には生活習慣とセルフケアの影響が非常に大きい病気です。
歯ぐきの出血や腫れが続く背景には、磨き残しや歯間部の清掃不足が関係していることが少なくありません。
例えば、歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れが残りやすく、フロスや歯間ブラシの併用が推奨されることがあります。
また、力を入れすぎた歯みがきは歯ぐきを傷つけ、出血のきっかけになる場合もあるため、適切な圧や当て方を身につけることが重要です。
さらに、喫煙は歯ぐきの血流や免疫反応に影響し、歯周病が進行しやすい要因として知られています。
糖尿病などの全身状態や、睡眠不足・ストレスなども、炎症が長引く要素になり得ます。
歯周病は「治療して終わり」ではなく、再発を防ぐための管理が重要です。
日々のセルフケアと生活習慣の見直しを、歯科の専門的ケアと組み合わせることが、放置から抜け出す現実的な一歩になります。

 
 

歯科医院を受診する前に知っておきたいこと

   

初診時に行われる一般的な流れ

歯ぐきの出血や腫れが気になり、歯科医院を受診する際、「何をされるのだろう」と不安を感じる方は少なくありません。
初診時は、いきなり治療を始めるのではなく、まず状況を把握するための確認が中心となるのが一般的です。
最初に行われるのは、症状や経過についての聞き取りです。
いつ頃から歯ぐきの出血や腫れがあるのか、痛みの有無、日常生活で困っていることなどを整理します。
その後、口の中の診察や歯周ポケットの測定、歯の動きの確認などを行い、必要に応じてレントゲン検査で歯を支える骨の状態を確認します。
これらの情報をもとに、歯周病の可能性や進行度、考えられる対応について説明が行われます。
初診は「診断と相談」が主な目的であり、その場で必ず治療を始めなければならないわけではありません。
歯ぐきの出血や腫れを放置せず、まず状態を知るためのステップとして受診することが大切です。

 

相談時に伝えておくとよいポイント

歯科医院での相談を有意義なものにするためには、気になっていることを遠慮なく伝えることが重要です。
歯ぐきの出血や腫れがいつから続いているのか、頻度やきっかけなど、些細に思える情報も診断の手がかりになります。
例えば、「歯みがきのたびに出血する」「一部だけ腫れている」「最近口臭が気になる」といった具体的な変化は、歯周病の状態を把握するうえで役立ちます。
また、過去に受けた歯科治療や、途中で通院を中断した経験があれば、その点も共有しておくと安心です。
全身の健康状態も重要な情報です。
糖尿病などの持病、服用中の薬、喫煙習慣は、歯ぐきの炎症や治療方針に影響する場合があります。
「こんなことを言っていいのだろうか」と悩まず、歯周病や放置による影響が心配な点は、率直に相談することが大切です。

 

医院選びで確認しておきたい視点

歯ぐきの出血や腫れについて相談する歯科医院を選ぶ際には、安心して話ができる環境かどうかも重要なポイントです。
歯周病は一度の受診で終わることは少なく、継続的な管理が必要になる場合があります。
そのため、検査結果や治療方針について、分かりやすく説明してもらえるかどうかは確認しておきたい点です。
専門用語ばかりでなく、現在の状態や考えられる選択肢を丁寧に伝えてくれる姿勢は、治療への不安を和らげます。
また、予防やメンテナンスにも力を入れているかどうかも、歯周病の管理においては重要です。
歯ぐきの腫れや出血を「その場の処置」で終わらせず、放置を防ぐための説明やセルフケア指導があるかどうかも一つの目安になります。
通いやすさや予約の取りやすさも含め、自分が無理なく相談を続けられる医院かどうかを考えることが、結果的に歯ぐきの健康を守ることにつながります。

 
 

歯ぐきの腫れ・出血に関するよくある疑問

   

毎日少し血が出るだけでも相談すべきか

歯みがきのたびに少量の血が出るものの、「この程度なら問題ないのでは」と考えてしまう方は多くいらっしゃいます。
しかし、健康な歯ぐきは、毎日刺激が加わっても簡単に出血することはほとんどありません。
少量であっても出血が続いている場合、歯ぐきに炎症が起きている可能性があります。
特に歯周病の初期では、強い腫れや痛みがなく、出血だけが目立つことがあります。
この段階で放置してしまうと、炎症が慢性化し、歯を支える骨に影響が及ぶケースもあります。
「毎日少しだけ」という状態が長く続くこと自体が、体からのサインと考えることが大切です。
相談することで、歯ぐきの出血が一時的な刺激によるものなのか、歯周病が関係しているのかを整理できます。
不安を抱えたまま放置するより、早めに確認することで安心につながる場合も少なくありません。

 

痛みがない場合でも治療は必要なのか

歯ぐきが腫れていたり、出血があったりしても、痛みがないと「治療までは必要ない」と感じてしまいがちです。
しかし、歯周病は痛みが出にくいまま進行しやすい病気として知られています。
歯ぐきや歯を支える骨は、炎症がゆっくり進む場合、強い痛みを感じにくい性質があります。
そのため、痛みの有無だけで判断すると、気づいたときには進行しているケースも見られます。
治療といっても、必ずしも大きな処置が必要になるわけではありません。
初期であれば、歯石の除去や歯みがき方法の見直しなど、基本的な対応が中心となることもあります。
痛みがないからといって歯ぐきの腫れや出血を放置せず、状態を確認することが将来的なリスクを減らすことにつながります。

 

自宅のケアだけで改善する可能性はあるのか

歯ぐきの出血や腫れに気づいたとき、「歯みがきを丁寧にすれば治るのでは」と考える方も多いでしょう。
セルフケアは歯周病予防・管理において非常に重要ですが、自宅のケアだけで十分かどうかは状態によって異なります。
歯周病の原因となる歯石は、一度付着すると歯ブラシでは除去できません。
歯石や深い歯周ポケット内の汚れが残っている場合、いくら丁寧に磨いても炎症が改善しにくいことがあります。
その結果、出血や腫れが続き、「ケアしているのに治らない」と感じる原因になります。
歯科医院での専門的な清掃と、自宅でのセルフケアを組み合わせることで、改善が期待できるケースは多くあります。
まずは専門家に相談し、現在の状態に合ったケアができているかを確認することが、放置を防ぐ現実的な選択肢といえるでしょう。

 
 

今後の歯を守るためにできる第一歩

   

自分の口の状態を正しく知ることの大切さ

歯ぐきの出血や腫れが気になっていても、「どの程度なのか」「歯周病なのか」が分からないままでは、不安だけが大きくなりがちです。
そのため、今後の歯を守る第一歩として重要なのは、自分の口の状態を正しく知ることです。
歯周病は見た目や自覚症状だけでは判断が難しく、出血や腫れが軽く見えても、内部で炎症が進んでいる場合があります。
一方で、「思っていたほど悪くなかった」と分かることで、過度な心配が解消されることもあります。
事実を知ることは、不安を増やすためではなく、現実的な選択をするための材料を得ることにつながります。
歯ぐきの状態、歯周ポケットの深さ、歯を支える骨の状況などを把握することで、
「何を気をつけるべきか」「何を放置してはいけないか」が具体的に見えてきます。
正確な情報をもとに考えることが、歯を長く守るための土台になります。

 

早めに専門家へ相談することの意味

歯ぐきの出血や腫れがあると、「もう少し様子を見よう」と考えてしまう方は少なくありません。
しかし、歯周病は放置するほど選択肢が限られていく病気であるため、早めに専門家へ相談することには大きな意味があります。
相談することは、必ずしもすぐに治療を始める決断をすることではありません。
現在の状態を確認し、歯周病の有無や進行度を知り、今後考えられる対応を整理するための機会です。
この段階であれば、セルフケアの見直しや定期的な管理で対応できるケースもあります。
また、専門家に相談することで、「何もしないことが一番のリスクなのか」「今は経過観察でよいのか」といった判断を一人で抱え込まずに済みます。
歯ぐきの出血や腫れを放置するかどうかを決める前に、専門的な視点を取り入れることが、結果的に歯を守る近道になります。

 

将来の安心につながる継続的なケアの考え方

歯周病は、治療して終わりではなく、その後の管理が重要な病気です。
歯ぐきの出血や腫れが落ち着いたとしても、原因となる環境が残っていれば、再び症状が出る可能性があります。
将来の安心につながるのは、特別なことを一時的に行うことではなく、
自分の口の状態に合ったケアを継続していくという考え方です。
歯科医院での定期的なチェックや専門的な清掃と、自宅での歯みがき・歯間ケアを組み合わせることで、
歯周病の再発や進行を抑えることが期待できます。
また、生活習慣や体調の変化によって、歯ぐきの状態は影響を受けます。
そのため、定期的に状態を確認し、必要に応じてケアを調整することが大切です。
歯ぐきの出血や腫れをきっかけに、自分の口と向き合い、継続的なケアを取り入れることが、
将来にわたって歯を守るための現実的で確かな一歩になります。

 
 
 

監修:広尾麻布歯科
所在地〒:東京都渋谷区広尾5-13-6 1階
電話番号☎:03-5422-6868

*監修者
広尾麻布歯科
ドクター 安達 英一
*出身大学
日本大学歯学部
*経歴
日本大学歯学部付属歯科病院 勤務
東京都式根島歯科診療所 勤務
長崎県澤本歯科医院 勤務
医療法人社団東杏会丸ビル歯科 勤務

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